愛し逆犬回顧録

陶芸家 愛し逆犬先生の始業10周年を記念し、私ぁさぃきょぅこが先生との思いでを振り返るブログ

徹夜はお肌の大敵ですね

薄着のルームウェアでも夜を過ごせるぐらいになってきた4月中旬

 

 私はレーポートと課題に追われていた。どうして新学期からこんなに修羅場なのかと云えば春休みに勉学に励まず、青春の謳歌に勤しんでいた故。あーだこーだーゴネた結果、明日まで伸びた。しかし昼間の頑張りでは終えられず、徹夜中の現在。持つべき友人に恵まれて課題は写すだけで終わる(まだ手は付けてない)。問題はレポートの方。女性の字とは思えない走り書きで序文は書き終えたが、考察をどうまとめるかで悩んでいる。正直このレポートの目的・趣旨を正確に理解しているかは分からない。脳死で内容をコピペしただけのため、今何を問われているのか徹夜の働かない脳で考えることが出来ない。

 私は少しでも気持ちを目覚めさせるために先生に電話した。先生は深夜にも関わらず、すんなり出てくれた。私はうるうるした声で「せんせぃの声聴きたくなっちゃた…」とボケてみながら、作業通話しながら課題をすることに決めた。どうやら先生も提出物に追われているらしく、同じく徹夜で作業中だったのだ。作業通話といいつつ先生の作業している風の独り言(先生の謎のクセ)が時折通話の向こうから聞こえてくる。どうせ提出物片手にソシャゲでも周回していることだろう。独り言がでているうちは向こう提出物はまだ本当の締め切りではないのだろう。私は弱音を先生に吐きながら脳死でコピペ作業を続ける。作業が終わらなさ過ぎて深夜テンションに突入。「こんな夜中に2人で話しているなんてなんだか恋人みたいですね♡」とか「なんだか夜にせんせぃの声を聴いているとココロがウズウズしちゃいますぅ」とかわざと色ボケした喋り方をして先生の反応を伺う。エッジの効いた「あぁ」「うん」「おぅ」の返事が返ってきた。面白くなってレポートそっちのけで先生へのシチュエーションボイスに専念する。

 深夜3時。私と先生の二人だけの通話。童貞精神を呼び起こし、先生の理想のエロゲシチュエーションを演じる。「せんせぇ...あのね...いつもせんせぃと一緒に遊べてすっごくね、楽しいよ」幼いあどけなさを演じる。「でもね...せんせぃのこと思うとねキモチがきゅうきゅうしちゃうの…///」無知シチュ風をだしながら、「だから…せんせぃはさ…私のこと、……どぅ…おもってる…?」低身長からの覗き込みうるうる目問い掛けロリボイスを炸裂させる(電話越し)。私の演技オスカー級だろ?!ゴールデングラブ賞もモンド・セレクションもカーオブザイヤーも全部受賞できる自画自賛手応えを感じながら先生の反応を待つ。スピーカーから静寂が流れ、かすかな物音が漏れ聞こえる。それが1分ほど続く。さすがにあまりの無回答っぷりに気持ちが冷静になり始める。通話の向こうの音に耳を澄ませる。「.............................................................zzz」先生は寝ていた。

なんか一周回って目覚めた私は先生の寝息BGMを聴きながら、課題とレポートを朝5時まで続けた。

 

翌朝、どよーんとした倦怠感を抱えながら登校し、無事課題とレポートを提出。私は仮眠を取りに先生の工房を訪れた。先生は案の定、提出物が提出締め切りを超えて説教を受けたようだ。「せっかく私が作業通話してあげていたのに寝落ちするなんて反省してくださいね」と私が先生をいじると先生は、

「反省という行為がまず概念としてねぇわ」

反省しろボケ。