愛し逆犬回顧録

陶芸家 愛し逆犬先生の始業10周年を記念し、私ぁさぃきょぅこが先生との思いでを振り返るブログ

私は束縛系でもDVモラハラ女でもないです

なんでも無い6月の土曜日

 

祝日が無い分、6月の土日はなんだか穏やかに過ごせますね。朝起きてスマホいじってなんやかんやして14時。今日は出かけずに家でゴロゴロすることにしました。たまには一人の時間も必要です。友達がいない訳ではありません。

 Twitterを更新し過ぎて、見るものがなくなったので、とりあえず先生に暇つぶしのlineを送ります。適当なメッセージを送ると秒で既読付き、工房にいる様子が分かる写真が送られてきます。先生は研究熱心だから工房にいるのではなく、先生の活動に対してご家族のご理解があまり得られていないため、ご実家だと肩身が狭く休日も含めてよく工房にいます。別に職人気質で陶芸と毎日向き合っているわけでは無いのです。

 普段であれば暇な土日は工房にとりあえず向かい先生をいじりながら時間を潰すのですが、今日はどうしても出かける気になれなかったのでリモートでいじります。ダル絡みのlineを送りながら先生の反応を伺います。先生も暇してそうで即既読の即レスしてくれます。私が束縛系の彼女であれば惚れ直してしまうところです。しばらく意味の無いメッセージをやり取りし、ゼロ行進の野球中継に進展がやっと出たのでそちらに興味を戻します。試合はサヨナラ勝ちで私の3時間の視聴に価値が付きました(うまくね?)。その間、先生とのメッセージを放置してしまったので、先生のケアに専念します。DVモラハラ女ではない私はこのへんしっかり気を使っています。メッセージを見ると十数件通知がたまっており、私の返信が来ないので寂しくなっているご様子。メッセージの内容はだんだん大げさな表現になっていき、一番最後のメッセージは

「爆弾を手足のように操っているゥ!」

文の脈絡は無いです。

 

 

徹夜はお肌の大敵ですね

薄着のルームウェアでも夜を過ごせるぐらいになってきた4月中旬

 

 私はレーポートと課題に追われていた。どうして新学期からこんなに修羅場なのかと云えば春休みに勉学に励まず、青春の謳歌に勤しんでいた故。あーだこーだーゴネた結果、明日まで伸びた。しかし昼間の頑張りでは終えられず、徹夜中の現在。持つべき友人に恵まれて課題は写すだけで終わる(まだ手は付けてない)。問題はレポートの方。女性の字とは思えない走り書きで序文は書き終えたが、考察をどうまとめるかで悩んでいる。正直このレポートの目的・趣旨を正確に理解しているかは分からない。脳死で内容をコピペしただけのため、今何を問われているのか徹夜の働かない脳で考えることが出来ない。

 私は少しでも気持ちを目覚めさせるために先生に電話した。先生は深夜にも関わらず、すんなり出てくれた。私はうるうるした声で「せんせぃの声聴きたくなっちゃた…」とボケてみながら、作業通話しながら課題をすることに決めた。どうやら先生も提出物に追われているらしく、同じく徹夜で作業中だったのだ。作業通話といいつつ先生の作業している風の独り言(先生の謎のクセ)が時折通話の向こうから聞こえてくる。どうせ提出物片手にソシャゲでも周回していることだろう。独り言がでているうちは向こう提出物はまだ本当の締め切りではないのだろう。私は弱音を先生に吐きながら脳死でコピペ作業を続ける。作業が終わらなさ過ぎて深夜テンションに突入。「こんな夜中に2人で話しているなんてなんだか恋人みたいですね♡」とか「なんだか夜にせんせぃの声を聴いているとココロがウズウズしちゃいますぅ」とかわざと色ボケした喋り方をして先生の反応を伺う。エッジの効いた「あぁ」「うん」「おぅ」の返事が返ってきた。面白くなってレポートそっちのけで先生へのシチュエーションボイスに専念する。

 深夜3時。私と先生の二人だけの通話。童貞精神を呼び起こし、先生の理想のエロゲシチュエーションを演じる。「せんせぇ...あのね...いつもせんせぃと一緒に遊べてすっごくね、楽しいよ」幼いあどけなさを演じる。「でもね...せんせぃのこと思うとねキモチがきゅうきゅうしちゃうの…///」無知シチュ風をだしながら、「だから…せんせぃはさ…私のこと、……どぅ…おもってる…?」低身長からの覗き込みうるうる目問い掛けロリボイスを炸裂させる(電話越し)。私の演技オスカー級だろ?!ゴールデングラブ賞もモンド・セレクションもカーオブザイヤーも全部受賞できる自画自賛手応えを感じながら先生の反応を待つ。スピーカーから静寂が流れ、かすかな物音が漏れ聞こえる。それが1分ほど続く。さすがにあまりの無回答っぷりに気持ちが冷静になり始める。通話の向こうの音に耳を澄ませる。「.............................................................zzz」先生は寝ていた。

なんか一周回って目覚めた私は先生の寝息BGMを聴きながら、課題とレポートを朝5時まで続けた。

 

翌朝、どよーんとした倦怠感を抱えながら登校し、無事課題とレポートを提出。私は仮眠を取りに先生の工房を訪れた。先生は案の定、提出物が提出締め切りを超えて説教を受けたようだ。「せっかく私が作業通話してあげていたのに寝落ちするなんて反省してくださいね」と私が先生をいじると先生は、

「反省という行為がまず概念としてねぇわ」

反省しろボケ。

 

 

 

 

月刊コミックもいいですね

 桜咲く穏やかな週末。

 

私は今非常に不機嫌である。先生の工房で見るヤクルト3回戦。2進数打線から解放されたと思いきや、3ラン被弾。そのまましれっと追加で1失点で逆転される始末。私にも怒りの感情があるのだと実感する。このイライラをぶつけようと工房の隅で呑気に土を食べている喰種を睨む。こちらに気付いていないことがさらに私のイライラを増加させる。工房宛てでLOを発注する。LOで執筆している作家はきっと常人ではないのだろう(これは誉め言葉である)。LOを読んだら最後、性癖が歪むのでR18に相応しい本物の芸術性の高い書籍である。LOを持って職質でもされたら一発で児ポで捕まるだろう。先生にはにもこの爆弾を抱えるスリルを味わいながら芸術を嗜んでもらいたい。

 4回表。Amazonの発注操作に夢中で既に中日側の攻撃が始まっていた。やさぐれ気分のまま画面を眺めていると細川の1号ソロ。歓喜しながら燃えよドラゴンズを歌い、心が満たされる。中日は麻薬だ。この嬉しさを先生にも分かち合いたく、先ほどの贖罪の意味も込めて月刊リュウも追加でポチってあげた。先生は人外が好みなのである。ケモ耳程度なら私にも理解はあるが、人外レベルが3を超えると良さが分からなくなる。先生はザングースクチートとか好きそうなイメージ。ちなみにケモナーとポケモナーを一緒にすると怒られるので要注意。専門性の違いらしいが、多様性を認めないと争いしかうまないのだ。

 1点追加し、ついに再逆転。絶対勝つぞドラゴンズ。連日中継ぎの稼働率が高いので、メヒアにはなるべくイニングを稼いでもらいたいものだ。そんな希望的観測は古賀のソロ被弾で同点。私の感情はぐちゃぐちゃ。中日は麻薬だ。神宮花火大会は心に悪い。その後ブラ健の一発。たまんねぇ~。あまりの嬉しさで先生にダル絡みする。先生が回しているろくろに味の素をかけてあげた。叩くと喋るおもちゃは良く鳴いたので、満足して画面の前に戻る。

 後続のリリーフ陣は盤石。マルテ清水がほどよくヒヤヒヤさせながら1点差をキープする。そして松山がセーブし、どらほーを叫ぶ。ブラ健のヒーローインタビューを聴きながら勝利の余韻に浸る。なんて気分の良い週末なんだ。

 週明けの先生に対する妙な噂が流れる校内。困惑した先生は私に尋ねた。

「歩く性犯罪未遂って呼び名が定着しつつある。
 …何故だ…!?」

他人にLOを見られてはいけませんよ。

 

 

 

 

 

 

パイルバンカーみたいな機械的なギミックがある方が萌えないですか?

春温かいブログ日和ですね。

 

 普段の私(と先生)の日常を紹介します。朝は弱いのですが、不思議と6時台に目が覚めます。布団の中で目が覚めてから、そのままTwitterを微睡みながら30分ほどいじります。7時頃になるとアラームが鳴るので、このタイミングで布団から出て顔を洗い朝食を食べます。朝はタッパーに詰めたお米をレンチンしてふりかけだけかけて食べます。やっぱり日本人の朝はお米に限りますね。パンだと10時半ぐらいでお腹が減ります。朝食を食べながらスマホをいじり、昨日のオープン戦の出場成績を眺めたりして過ごします。8時前には家を出て登校します。通学中はラジオを聞きいているか、ぼーっと考えごとしてたりします。もっぱら最近のトピックスは開幕ローテーションが誰かを予想することが楽しくて好きです。個人的な予想は横浜を宏人マラーメヒアで、名古屋を大野柳松葉で固いと思っています。もう少し右の先発が欲しいところですが、私もすっかり左右病ですね。学校に着いたら、まず先に先生の工房に向かいます。先生は6割ぐらいの確率で工房で寝泊まりをしているので、私が起こしに行きます。こんな美少女に起こしてもらえるなんて先生はラノベの主人公みたいですね。先生は眠そうに起きて朝食の土を食べ始めます。今日も頭皮のイースト菌がいい感じ発酵したおかげでふんわりした仕上がりをしている先生の頭を眺めながら、私はポケ活に励みます。現在第3次ポケGOブームが到来しており、育成が楽しいです。もしこれから再開する方はGOプラプラを購入することをお薦めします。ちまちました作業が省略されるのでゲームの楽しい部分だけを味わえます。先生の朝準備を最後まで待っていると遅刻するのでいったん先生とはここでお別れです。先生は朝の準備をしながらウマ娘を周回してマルチタスクをこなしています(マルチではない)。

先生との次の再会はお昼休みです。こんなに美少女が甲斐甲斐しくお世話を焼いてくれるなんて先生は幸せものですね。先生の工房で一緒にお昼ご飯を食べながら予鈴が鳴るまでここで過ごします。雑談しているか、スマホいじっているかのどちらかです。JRAのアプリで今週末のレースを確認するのが私の昼休みの日課です。すっかりウマ娘に感化されてリアルレースにもハマってしまいました。ミーハーなので、馬券の買い方はロマンかオカルトで買います。今週末の阪神大賞典には知っている馬はブロホしかいないので、日曜が雨なら買うぐらい。ちなみに先生と競馬の話をすると聞いてない雑学まで永遠と話されるので基本は私からはしません。

お昼の次に会うのは放課後です。先生の工房で帰宅時間までだらだら過ごします。先生とお互いの趣味・興味についての話を壁打ち気味に話します。先生とは趣味のジャンルは被っていますが、若干専門分野が異なることが多々あります。例えば私も先生もロボットは好きですが、ガンダムエヴァみたいなSF路線のロボが私は好きですが、先生は口から炎を吐くようなスーパーロボットが好きです。細かいところで好みがかみ合わなくて口論になることもあるので基本的には自分が気持ちいいように話す(壁打ち)が半分暗黙の了解になっています。

こんな感じで基本的には先生の工房に私が遊びに来るのが日常です。こうして綴ってみると私は先生と一緒にいるのでなんだか付き合っている時間が多くてなんだか付き合っているみたいですね。後日先生にこのこと伝えてみると、

「歩く不器用と呼ばれた男だ」

とのこと。関白宣言ってことかな。

 

 

 

私は環境とかはチェックする性格ですね

雪が舞う今日

 

1cmも積もれば交通機関はマヒしてしまうのが東京。先生の工房で窓から降る雪を眺めながら、帰りのバスの心配をする。なぜ帰宅せずに工房に残っているかの理由は先生の代わりにAmazonの受け取り任務を拝命しているからだ。蓬莱の肉まんのお土産を報酬に安請け合いしたのは失敗だったかもしれない。なんでも最速で入手したいため、再配達せずにわざわざ代役を用意したとのこと。

 しかし、何を最速入手したいのか。先生のことだから何かしらのオタクグッツなんだろうけど、本やCDなら先生は雨でも雪でも自転車でアキバに向かうだろう。配達で届くということは特注グッツか何かなのだろう。バニーガーデンの抱き枕ぐらいなら許すが、濡れトロ3Pの上巻の受け取りなら私は切れ散らかすだろう。私は作品の批判をしているのではなく、BLマンガを他人に受け取らせようとする魂胆に怒っているのだ。先生は変なところでひよる癖があるからな。これは私に羞恥プレイを仕向けているのでは無い。男のくせに店頭でBL本を買わないのか?買えないのか?買いたくないのか?買う度胸も無いのか?!しかも、上巻はkindleで発禁を食らっているので、読むには紙媒体で頼むしか手段が無いし、私のように誤って下巻だけ買ってしまった場合は上巻の内容が気になりすぎてヤキモキする日々を過ごしている。下巻だけ読んだ私の感想は下巻もこんなに攻めているのに発禁の上巻はどんな内容か気になって夜も眠れないのだ。

 そんなことを考えているとインターホンが鳴り、Amazonが届く。配達員から小さな小箱を受け取り、内容物を確認する。伝票には「玩具」と書いてある。これはフェイクか?と思いながら、無断で段ボールを開梱する。そこにはライトニングエルドラゴ1-60Fが1つ。私は先生に裏切られた。悲しい。左回転なんて見掛け倒しを選ぶセンスも悪いし、濡れトロ3Pの上巻でも美羽香の抱き枕でもない。イライラのはけ口を探し、未開封のベイを開封する。専用のランチャーに取り付けて、工房の床にそのままシュートする。見慣れぬ左回転の美しさを眺めながらストレスが緩和されていくのを感じる。ふと後ろを向くと先生が立ち尽くして、床で廻るライトニングエルドラゴを見つめていた。気が付かないうちに帰宅したみたいだ。少しだけ罪悪感が出てきたが、誤魔化すように「左回転もたまにはいいですね」とフォローしてみる。それを聞いた先生は

「僕はヤっていない」

と小さく呟いた。私のウィザードロッドと遊びましょうか?